痒みを科学する。 その①  | 札幌市中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

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院長ブログ

痒みを科学する。 その① 

ロシアがウクライナ侵攻を始めました。
プーチン大統領は意味不明なことを言って侵略戦争を正当化しようとしています。自分の半裸の写真をカレンダーにする位ですからノーマルな思考では理解できません。
安全保障、歴史的経緯など、単純な話ではないのは分かります。でも前時代的、およそ100年前の行動原理ですよね。
それに国連はもはや機能しないのが明らかになりましたね。常任理事国が侵略戦争ですよ。しかも同じく常任理事国の中国はロシアの味方をしてます。どちらも日本の隣国であるのが絶望的ですね。ある意味日本の方が、ウクライナより地理的には危険です。
さあ日本はどうする。相変わらず憲法9条信仰を念仏のように唱える政治家が結構いますが、ギャグにもなりません。
鬱々として漠然と不安な気持ちになってしまいます。さてこんな時は勉強して前向きになるのが一番と考えます。

ここ最近雪かきが大変でした。疲れて保湿もせずに寝てしましうことが多く、お肌の痒みが増しています。
痒みについて学び直したくなりました。

痒みとは「掻破したくなるような皮膚の不快な感覚」のことです。
痒みは私たちの体を守ってくれる防御反応の一つです。
皮膚に異物が付着したり皮膚を通して侵入したりした時に、異常が起きてる場所を知らしめ、それを掻破することによって除外するように脳が仕向けるのです。
アレルギーなどとも絡み、免疫応答の一部でもあります。
虫刺され、かぶれ、水虫など、痒みが生じている皮膚には炎症が起きています(湿疹・皮膚炎)。ここでは皮膚における細胞(免疫細胞、肥満細胞、角化細胞など)がサイトカインを産生し痒みを起こします。

続く
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<27/02/2022 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>