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漢方医学と甲子園球場との関係。 (漢方情報)

コロナのおかげで、春も夏も甲子園での高校野球が中止になりました。残念でなりません。
さて、漢方医学と甲子園球場。どう考えても全く関連性がありません。
でも、実は関係があるのです。
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漢方医学には「五臓」という概念があります。五臓とは「肝・心・脾・肺・腎」のことです。
この五臓は、紀元前の中国の春秋戦国時代に生まれた自然哲学の思想である「陰陽五行説」に基づいています。

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陰陽五行説とは、「五行思想」と「陰陽思想」が融合した考え方です。
「五行思想」とは、万物は五種類の要素(五行)からなり、その要素は一定の法則で互いに影響を与えあいながら変化し、また循環しているという思想です。五種類の要素とは「木・火・土・金・水」のことです。
「陰陽思想」とは、すべての存在は相反する二つの性質を持つもの(陰と陽)の調和から成っているとされる考えです。相反する形(例えば明暗、天地、男女、善悪、吉凶など)で存在し、それぞれが消長をくりかえすという考え方です。
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日本では「陽」は「え」、「陰」は「と」と言います。これらを五行と組み合わせると、「木の陽(きのえ)」「木の陰(きのと)」「火の陽(ひのえ)」と続き、最後は「水の陰(みずのと)」で終わります。つまり5X2=10種類あります。日本では、陽を兄、陰を弟、と記することもあります。
これらに十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)をつけて「火の陽・午(ひのえうま)」のようにすると、10と12の最小公倍数の60で一周、すなわち還暦です。60歳で還暦というのはここから来ています。これは60を周期とする数詞で、暦として用いられています。
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陰陽五行説では最初は「木の陽(きのえ)=木の兄(きのえ)=甲(きのえ)」、十二支の最初は「子(ね)=ねずみ」となり、暦全体の最初は「きのえね=甲子」となります。暦の最初は縁起が良いとされているようです。

甲子園球場が生まれたのは1924年です。1924年は縁起のいい「甲子」にあたります。
そこで、甲子園球場と名付けられたのです。
漢方医学と甲子園球場の微妙?な関係でした。
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<02/06/2020 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>