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スーパーセンチナリアン(110歳以上の超長寿者)はどこが違う?

110年以上生きている超長寿者を”スーパーセンチナリアン”と言うそうです。知りませんでした。
で、なんでそんなに長生きなのか?
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターと慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの共同研究チームが、””スーパーセンチナリアン(110歳以上)が特殊なT細胞である「CD4陽性キラーT細胞」を血液中に多く持つ””ことを発見したと米国科学雑誌に発表しました。
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人の免疫をつかさどるリンパ球には、大きく分けてT細胞とB細胞があります。このうちT細胞は、敵を認識して免疫システムを発動させる司令塔的な役割を持ちます。
T細胞は、他の免疫細胞を助ける「CD4陽性ヘルパーT細胞」とがん細胞などを殺す「CD8陽性キラーT細胞」という2種類のサブタイプに分類されます。
スーパーセンチナリアンの持つキラーT細胞は、通常のCD8陽性キラーT細胞だけでなく、ヒトの血液にはあまり存在しないはずの「CD4陽性キラーT細胞」を多く含むことが明らかになったとのことです。
20歳代から70歳代までの血液データでは、このような特徴を持つT細胞は非常に少なく、CD4陽性キラーT細胞はスーパーセンチナリアンで特異的に増加しているようです。
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この結果がどうのように長寿と関係してるのか、今後の研究が待たれます。
老化すると免疫力が低下し、がんや感染症のリスクが高まります。スーパーセンチナリアンは、がんや感染症を未然に防いでいたり、うまく回復していたり、免疫力が非常に有効に機能しているのは間違いなさそうです。
なんかすごいですよね。
110歳以上のスーパーセンチナリアンは、2015年の国勢調査でわずか146人とのことです。
超長寿の研究が進み、すべての人に医学的に応用出るようになれば、本当に人生100年時代が来るかもしれませんね。
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<13/12/2019 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>