チョコレートのカカオポリフェノールが気になる。 その1 | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

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チョコレートのカカオポリフェノールが気になる。 その1

前回のブログで「フレンチパラドックスとチョコレート」のお話をしましたが、カカオポリフェノールについて詳しく知りたくなり調べてみました。健康に役に立つ情報には貪欲でありたいと思います。

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①カカオポリフェノールの成分

カカオに含まれるポリフェノールには、フラボノイドであるエピカテキン、カテキン、プロシアニジンが主な成分です。いずれにも強力な抗酸化作用(有害な活性酸素を除去し細胞が酸化され錆びるのを防ぐ)があります。

②カカオポリフェノール摂取後の吸収・代謝・排泄

ラットとヒトにおける吸収代謝を調べたところ、カカオポリフェノールの一つエピカテキンは摂取後速やかに吸収され、1時間から2時間で最大血中濃度になり、尿中に排泄されるとの報告があります。血中では、エピカテキンはそのままの形態ではなく、主にグルクロン酸で抱合された代謝物で存在するとのことです。尿中の代謝されたエピカテキンを定量したところ、摂取したエピカテキンの約30~50%が体内に吸収されると明らかにされています。

③カカオポリフェノールの抗がん作用

ヘテロサイクリックアミン(肉や魚などが高温で調理されたときに生じる発がん物質、いわゆる”こげ”に存在する)に対する発がん作用の抑制効果、DNAが活性酸素などで酸化され障害を受けることに対する抑制効果が報告されています。マウスを用いた乳腺発がん実験で、乳腺腫瘍生成に抑制的に作用することが明らかになっています。

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続く

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<01/03/2019 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>