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紫外線の強い季節です。そもそも紫外線って何? (皮膚科情報)

紫外線の最も強い季節は日差しの強い真夏と思われることが多いですが、実は5月6月が一番強いのです。ですから今は最も紫外線を警戒しなければならない時期なのです。
何かと「紫外線は有害だ」とか、「いやいや骨を作るのに必要だ」とか言われていますが、一体紫外線とは何なのでしょうか。
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太陽から地球に届く光の中で、7色の可視光線があります。
波長の短い順に”紫・青・緑・黄・橙・赤”の7色です。この中で紫よりも波長が短く目に見えない光線が紫外線です。対して、赤よりも波長が長く目に見えない光線を赤外線と言います。

紫外線には波長の長い順にUVA、UVB、UVCが存在します。このうちUVCはきわめて人体に有害です。UVCは地球の大気圏のなかのオゾン層で吸収されるために地球には届きません。しかしながら、フロンガスによってオゾン層に穴が開く事態が生じ(オゾンホール)、わずかですがUVCが地球に降り注ぐようになりました。このため今ではフロンガスの使用が全面禁止とされています。
そこで日常で問題になる紫外線は、UVAとUVBと言うことになります。
これらは、皮膚に様々な害を及ぼします。
続く。
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<21/05/2017 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>