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院長ブログ

「臨床応用傷寒論解説」を読む

東洋医学いわゆる漢方医学は、まだまだ認知度が低く、エビデンス(臨床結果などの化学的根拠)に重きを置く西洋医学とは相いれないところもあります。
しかしながら、最近の漢方薬を構成する生薬の薬理学的研究などから、漢方医学も西洋医学同様エビデンスに基づいていることがわかってきました。
このエビデンスという言葉さえない遠い過去から延々と続く漢方医学には、漢方薬の使い方や人体そして疾患に対しどのように作用するか、などを詳しく解説した古典的な成書とも言える教科書があります。
その一つに「傷寒論」があります。中国の後漢の時代に書かれたものです。
この「傷寒論」を大塚敬節(昭和時代の漢方の第一人者)がわかり易く解説した「臨床応用傷寒論解説」をテキストに、さらに漢方の知識を深めようという主旨の勉強会に参加してきました。
本日は第一回目でした。これから毎月行われます。
本日はさわりの部分でしたが、学生に戻ったようでワクワクしました。
今後さらに漢方を勉強して普段の診療に役立てたいと思います。
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