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お肌の基礎知識

vol.6 肌の老化(シワ)について

老化がなぜ、どのように起こるかは今の医学ではまだ解明されていません。皮膚も同じです。年齢と共に皮膚にも老化が起きるのは避けられない現実です。ではどのように起こるのか、またどのようにして対処あるいは予防できるのでしょうか。

シワはどうしてできる?

皮膚に起こる代表的な老化はシワの出現です。まずシワには2種類あります。浅いシワ(小ジワ)と深いシワ(いわゆる本当のシワ)です。
浅いシワ(小ジワ)は主に目じりのあたりや口の周りに見られます。肌の水分量が足りなくなるのが主な原因です。乾燥肌の人は特に要注意です。これは皮膚の保湿能力の低下、すなわち年齢と共に肌の細胞が水分をうまく維持できなくなるのが原因です。
深いシワ(いわゆる本当のシワ)は皮膚の弾力を維持する成分、例えばコラーゲンやエラスチンという蛋白が変性するのが原因です。これもやはり加齢と共に見られる現象です。

対処法は?予防法は?

浅いシワ(小ジワ)は、早めに手を打てばある程度治すことは可能です。これは肌の水分量の不足が主な原因で、まだコラーゲンやエラスチンなど皮膚の弾力を維持する成分の変性まで及んでいません。ですから補水と保湿を心がけ、皮膚に与えるダメージを最小限にすればある程度改善できます。具体的には、化粧水でしっかり肌に水分を与え(補水)、美容液や乳液で保湿することです。また、洗顔では必要以上に皮脂をおとさないように心がけてください。例えば洗顔の湯温は体温と同じ位(37度前後)にすること、40度以上だと皮脂を落としすぎてしまいます。ただ、脂性肌(脂っぽい肌)の人の場合補水は構いませんが、美容液や乳液の使いすぎは、ニキビやその他皮膚炎の原因にもなりますので注意して下さい。
深いシワ(いわゆる本当のシワ)は、皮膚の弾力を維持する成分(コラーゲンやエラスチン)が変性してしまったのが原因ですから、元に戻すのはきわめて困難です。しかし加齢以外にも、紫外線がコラーゲンやエラスチンを変性させるといわれています。ですから、普段から紫外線を防ぐようなスキンケア(日焼け止めクリーム等の使用)を心がければ、深いシワの進行を抑えるだけでなく、予防にもなります。また浅いシワと深いシワは別とはいっても、浅いシワを放置しておくとやがて深いシワへ進行してしまいます。こうなる前に早めに手を打つのは重要です。
普段から適度な補水と保湿を心がけ、紫外線対策をしっかり行えばシワの出現と進行を抑えることは可能になるはずです。