vol.50 化粧品の基礎知識(基礎化粧品-その①) | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

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お肌の基礎知識

vol.50 化粧品の基礎知識(基礎化粧品-その①)

化粧品には大別してメーキャップ化粧品と基礎化粧品があります。メーキャップ化粧品は、使うことによって肌に立体感や色を持たせ、より美しく見せるためのものであり、くすみやシミ、シワを隠す目的にも使われます。一方基礎化粧品は、肌質を整えるなど肌の健康を維持する目的で使われます。
これら化粧品を正しく理解した上で使用しないと、予期せぬトラブルを起こすことがあります。実際、化粧の仕方を変えただけで肌の状態が良くなる人を多く見受けます。
化粧品とその使い方について理解を深めることで、お肌の健康維持に役立てることができれば幸いです。

基礎化粧品の種類と目的

  • 1.洗顔料
    素肌の皮脂や細菌、汚れを落とし、肌を清潔にするためのものです。
    洗顔フォーム、洗顔せっけん、洗顔パウダー、洗顔リキッド(液状洗顔料)があります。
  • 2.クレンジング剤(メークおとし)
    ファンデーションや化粧下地、アイシャドーや口紅などメークを効果的に落とすためのものです。洗顔料のみでメークは落とせません。
    ジェルタイプ、オイルタイプ、クリームタイプ、ローションタイプ、シートタイプがあります。
  • 3.化粧水
    お肌に水分を与え潤いを持たせる(保湿)ためのものです。80%程の水分にアルコール、加えてグリセリン、セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分、乳化剤や香料、防腐剤が配合されているものが一般的です。敏感肌用にノンアルコールの化粧水も普及していますが、替わりに乳化剤を多く配合する場合が多く、これがかえって肌に刺激になることがあります。
  • 4.美容液
    保湿成分などが濃縮して配合され、さらに美白やアンチエイジングなど特定の効果を目的とした成分や栄養素を加えたものです。エッセンスともいわれます。
    良く含まれている成分として、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分、ビタミンCやアルブチンなどの美白成分などがあります。最近ではコエンザイムQ10、EGF(上皮細胞増殖因子という細胞が出すホルモンのようなもの)を含むものもあります。
  • 5.乳液
    お肌に水分と油分を補い、しっとりとした潤いを与えます。その油分がお肌をカバーすることによって、水分がお肌から失われるのを防ぎます。ミネラルオイル、シリコンオイル、植物性オイルなどを乳化剤で水分と混合して作ります。エマルジョンともいわれます。
  • 6.クリーム
    一般的な保湿クリームのことです。お肌から水分が失われるのを防ぎ、油分を補い、しっとりとした艶のある状態にします。ミネラルオイル、植物性オイルなどと水分を乳化剤によって混合したものです。用途によって、コールドクリーム、ナリシングクリーム、ナイトクリームなどがあります。