vol.27 TゾーンとUゾーン | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

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お肌の基礎知識

vol.27 TゾーンとUゾーン

肌質には大きく分けて、脂性肌・混合肌・乾燥肌が存在します。しかしどの肌質でもある程度共通の特徴を持った部分が存在します。代表的な部分がTゾーンとUゾーンです。では、TゾーンとUゾーンにはどんな特徴があるのか、どんなトラブルが起きるのか、そしてどう対処したらよいのでしょうか。

Tゾーンとは

額とその中央から鼻筋とその周囲にかけての部分で、アルファベットのTの形になることからそのように呼ばれています。ここは皮脂腺が多く集まり、脂っぽいところです。

Uゾーンとは

両頬から口の周囲にかけての部分で、アルファベットのUの形になる部分のことです。ここは皮脂腺が比較的少ないため、乾燥しやすく、かさつきやすいところです。

それぞれの特徴

Tゾーンは、皮脂が多いゆえに「てかり」やすく、化粧くずれしやすいという特徴があります。皮脂は肌を弱酸性に保ち、様々な刺激から肌を守ってくれる性質を持っています。そのため比較的トラブルの少ない部分でもあります。しかしながら、過剰な皮脂は時に皮膚炎の原因となります(脂漏性皮膚炎など)。
 Uゾーンは、皮脂が少ないため外界からの刺激に弱いという特徴があります。このため乾燥性の皮膚炎を起こしやすいだけではなく、洗顔剤や化粧品の刺激などが悪化因子として加わりやすいという特徴があります。

スキンケアの留意点 

  • ○洗顔はTゾーンから
    洗顔剤は、泡立てた直後が最も洗浄力があります。このため、まず皮脂の多いTゾーンから洗い始め、その後Uゾーンへ移るのが賢明です。
  • ○補水・保湿はUゾーンに重点を置く
    Tゾーンは皮脂が多いため、補水・保湿はあまり必要ありません。乾燥が気になる時だけで良いでしょう。この部分に必要以上の乳液やクリームを使用すると、皮脂を閉じ込めることになり、かえってトラブルの原因になります。一方Uゾーンは乾燥しやすいため、十分な補水・保湿が必要です。
  • ○臨機応変に
    顔全体を一様にスキンケアを行うのではなく、TゾーンとUゾーン、その時の肌の状態に応じたスキンケアを実践することが大切です。