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お肌の基礎知識

vol.2 乾燥肌

かさかさしてかゆいなと思ったら黄色信号

寒い冬、空気も乾燥して肌がカサカサ。おまけに白く粉を吹いたようになり、特にすねやひじが痒い。こんな経験ありませんか。カサカサだけならいいですが、痒みを伴ったら黄色信号、要注意です。乾燥肌とは皮脂(皮膚の潤いを保つ成分)が不足したり、空気が乾燥して皮膚の水分が失われたりして起こります。特に暖房の使用でさらに室内が乾燥する冬期間によく起こります。乾燥肌は、それだけで痒みを起こし、さまざまな皮膚のトラブルの原因になります。それは何故か?乾燥肌は言い換えれば、皮脂という天然のワックスがはがれ、目に見えない細かい傷がたくさんついた皮膚なのです。結果として傷ついた無防備な皮膚はさまざまな刺激にさらされます。バイ菌・ハウスダスト・汗・石鹸・シャンプー・化粧品などなど。それらが刺激になって痒みを起こします。さらには炎 症を起こし、湿疹・皮膚炎の原因になるのです。またアトピー性皮膚炎でお悩みの方が、乾燥する季節に悪化しやすいのは以上のような理由によります。

乾燥肌の治療は?予防は?

乾燥肌が原因でできてしまった湿疹(皮脂欠乏性湿疹)に対しては、炎症を抑える外用剤が必要になります。さらに原因となった乾燥肌を治療する目的で保湿剤の使用が望まれます。保湿剤にはさまざまな種類が存在します。代表的なのは、尿素の入ったクリームやローションです。尿素は肌をしっとりさせ、乾燥から守るのと同時に、ガサガサと硬くなって乾いた皮膚を柔らかくする作用があります。治療を行って痒みが取れたからといって油断してはいけません。乾燥肌の治療は継続が大切です。日頃のスキンケアが治療であり、予防なのです 。

それではどんなスキンケアが必要なのでしょうか。

  • 1.保湿剤を使った肌のお手入れ
    特に入浴後すぐに保湿剤を塗ると、入浴によってしみ込んだ水分を皮膚内に閉じこめてしっとりした状態が維持されます。オリーブオイルなども保湿効果があります。
  • 2.お風呂でこすり過ぎない
    こすればこするほど皮脂は落ち、皮膚が傷つきます。
  • 3.部屋の湿度を適度に
    結露がひどくならない程度に加湿しましょう。
  • 4.バランスのとれた食事を
    野菜・魚類は皮膚に良いビタミンが豊富です。
  • 5.ストレス・疲労をためない
    ストレス・疲労は肌の新陳代謝を悪くします。肌荒れの原因です。
  • 6.ストーブの前でごろごろしない
    暖かいストーブの前でごろごろしていると、温風の影響で一気に乾燥します。

乾燥肌はしわの原因にもなります。この冬は是非ご注意を。