vol.14 洗顔料を良く知ろう | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

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お肌の基礎知識

vol.14 洗顔料を良く知ろう

洗顔は剥離した角質細胞(垢)、皮脂、細菌、汚れを効率的に取り除くために行われるものです。洗浄はスキンケアの基本です。正しい洗顔はそれだけで効果的なスキンケアになりますが、誤った洗顔は毎日行われるだけに肌にダメージを与えてしまい ます。ここでは正しい洗顔を行うために、まず洗顔料について知りましょう。

洗顔料の成分

洗顔料の主成分は石鹸と補助的に加えられた界面活性剤です。石鹸は脂肪(牛脂、ヤシ油など)から生成されたもので、生成の方法により固形白色石鹸・洗顔フォーム・透明液状洗顔料や透明固形石鹸などとなります。
原料となる脂肪の大きさや構造によっては、洗浄力や皮膚に対する刺激が強すぎたりします。このため、全体をマイルドなものにするために界面活性剤や保湿剤(グリセリン)を添加したりします。最近では、界面活性剤が皮膚の水分を保持する役割を果たす角質間細胞脂質(セラミド)やいろいろな保湿因子を破壊する作用が注目され、これらの作用が少ない低刺激性界面活性剤が用いられるようになりました。

洗顔料のタイプ

洗顔料の使用感から、マイルド系とさっぱり系に大きく分けられます。これらは表現は異なりますが、製品特徴として容器や箱に書かれていますのでそれらを参考にして判断してください。

  • マイルド系
    皮膚に対する刺激を抑え、乾燥し過ぎを防ぐ洗顔剤です。石鹸成分に低刺激性界面活性剤を加えたものや保湿剤を加えたものがあります。また石鹸成分を使用せずに低刺激性界面活性剤に保湿剤を加えたものもあります。乾燥肌向きです。低刺激・しっとり・マイルドなどと表現されています。
  • さっぱり系
    主に石鹸が主成分です。低刺激性界面活性剤が加えられているものもあります。ニキビ肌など脂性肌向きです。すっきり・さっぱりなどと表現されています。

最近はマイルドでさっぱりといった中間に位置する製品も多く見られます。

洗顔料の選択と洗顔方法

自分に合った洗顔料を選ぶには、まず自分の肌質を知ることです(お肌の基礎知識 メモNo.9参照)。また洗顔後のつっぱり感が選択の良い目安になります。軽くつっぱる位が理想的です。つっぱり感が強いときはよりマイルドなものに変えてみる、あるいは 洗顔後に補水・保湿するなど工夫してみましょう。洗い上がりが物足りない、なんとなくまだ脂っぽいと感じる場合は、主に石鹸を使用し、よく泡立てて少し熱めのお湯で洗顔することです。お肌の基礎知識メモNo.10参照
正しい洗顔はそれだけで効果的なスキンケアです。今一度自分の洗顔を見直してみましょう。