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(漢方医学的)春 と「肝」

漢方医学でいう「肝」とは肝臓そのものではありません。「肝」は、情緒をコントロールし、自律神経を整え、血を貯蔵し、気(目に見えないエネルギーのようなもの)や血(血液を含む栄養・滋潤作用を持つ液体)の巡りをスムーズにする機能的な概念です。

春は「肝」が活発になる季節と言われています。そのため「肝」が亢進すると、気分がエスカレートしたり、イライラしのぼせやすくなったりします。
また活発になる反面「肝」が疲弊することもあります。すると気がめぐらず滞り(気滞)、血流が悪くなり目の疲れや肌荒れなどにつながります。
春は、特に北海道では雪が解けてこれから暖かくなると思うと、うきうきした気分になります。同時に「肝」が活発化しその高揚した気分に拍車をかけてしまうことがあります。すると結果的に鬱々と気が滞り(気滞)、情緒系・自律神経系に影響して抑うつ・緊張状態(肝気鬱結)を生んでしまいます。
意外と春は危険な季節です。

ストレスは「肝」の機能低下を起こします。ストレスを貯めず、散歩や軽い運動などで発散することが大切です。
酸味は「肝」に作用し、イライラしやすいときにはリラックスに、疲れたときにはリフレッシュに役立ちます。柑橘系の果物や梅干しがいいようです。
春はできるだけ朝早く起きるようにするのが良いとされています。「肝」がのびやかになり、気血がめぐります。
上手に春と付き合いましょう。
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<30/03/2026 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>