最近の日本では、男性の飲酒習慣率は横ばいですが、女性の飲酒習慣率は上昇しているようです。
仲間との飲食は楽しくストレス解消につながり、酒好きには外せないです。
しかしながら現実として、飲酒は美肌の維持に大敵であります。
アルコールを飲むと、チトクロームP450というタンパク質が活性化されます。
チトクロームP450は、様々な基質を酸化し多くの役割を果たします。肝臓においては解毒を行う酵素として働き、ステロイドホルモンの生合成、脂肪酸の代謝など、生物の正常活動に必要な様々な反応に関与しています。
しかしながらこのチトクロームP450は、活性酸素を生成し全身の酸化ストレスを助長します。
結果的に皮膚にも影響が及び、酸化ストレスにより皮膚の老化につながると考えられます。
また摂取されたアルコールは、肝臓のアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドに分解されます。
このアセトアルデヒドは二日酔いの原因として知られていますが、活性酸素を生成します。
同時に毒性の強い終末糖化産物”AGEs”(メイラード反応とお肌の関係を参照)も生成してしまいさらなる酸化ストレスを生みだします。
これらによる酸化ストレスで皮膚の老化など悪影響を及ぼします。
ただお酒のメリットもあります。
ストレス解消、血行促進、ワインなどのポリフェノールによる抗酸化作用など。
過度な飲酒は避けてほどほどの飲酒はお肌にも良い可能性はあります。
くれぐれも飲み過ぎないように。
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<08/03/2026 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>