札幌市中央区の皮膚科 宮の森スキンケア診療室

Column

院長コラム

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ニキビの治療 東洋医学的アプローチ (基本に戻るのは大事です⑤)

お肌の科学ゼミ

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ニキビとは、皮脂を分泌する組織(皮脂腺)のある毛包に「毛穴のつまり」が生じそこに「アクネ菌」が感染して生じた化膿性皮膚疾患です。
塗り薬やビタミン剤で改善するなら、それで十分です。
しかしながら西洋医学的アプローチのみでは改善が乏しい時、東洋医学的治療いわゆる漢方治療が役に立つ場合があります。

ニキビの性状はどうか:炎症が強く(熱)化膿傾向の強い場合、炎症を抑える清熱剤(熱をとる)が効果的です。
清上防風湯、黄連解毒湯、十味敗毒湯、荊芥連翹湯、排膿散及湯、白虎加人参湯など。

ホルモンバランスの乱れはないか:月経に伴いニキビが現れる場合があります。生理不順や生理痛を伴うことが多いです。
桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、加味逍遥散、温清飲など。

瘀血(おけつ)はないか:血流が滞った状態である瘀血が見られると、様々な症状が出現します。手足が冷たいなどの冷え症、むくみ、便秘、生理痛や生理不順など。
このような状態の時、特に女性の場合、頑固なニキビが見られることがあります。
瘀血(おけつ)を改善する駆瘀血剤が効果的なことがあります。
加味逍遥散、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、桃核承気湯、温経湯など。

胃腸症状とリンクしてないか:
胃腸機能の衰え(脾虚)、胸やけや吐き気を伴ったり(胃気逆)する時、頑固な便秘など、主に口の周りにニキビが出ることがあります。
これらを改善する漢方薬を使うと効果的なことがあります。
六君子湯、半夏瀉心湯、桃核承気湯など。
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<14/12/2022 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>

この記事の監修者

Introduction

宮の森スキンケア診療室 院長 上林淑人

上林 淑人

宮の森スキンケア診療室 院長

経歴

医学博士

平成2年 札幌医科大学医学部 卒業、皮膚科入局

平成4年 形成外科入局

平成6年 医学博士号取得。

旭川赤十字病院、室蘭市立病院に赴任

平成10年 宮の森スキンケア診療室 開院

専門・所属学会

  • 日本形成外科学会専門医
  • 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本東洋医学会
  • 日本癌学会
  • 日本熱傷学会正会員


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