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院長ブログ

羊肉を食べても太らないって本当?

羊肉を食べても太らない、羊肉はダイエットの味方、などとよく聞きます。
なぜなのでしょうか。調べてみました。
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その理由の一つは、「L-カルニチン」です。羊肉には、このL-カルニチンが豊富に含まれています。
L-カルニチンは、動物性タンパク質に含まれるアミノ酸の一種で、”体内の脂肪を燃焼させる効果がある”とされています。
同じ羊肉でも、ラム(生後12か月までの仔羊肉)よりもマトン(生後24か月以上の羊肉)のほうが豊富にL-カルニチンを含有しています。倍以上の差があるとされています。
マトンのL-カルニチンは、豚肉の3~4倍、牛肉の2~3倍のようです。
もう一つの理由は、羊肉の脂の融点(溶けて液体になる温度)は約44℃で、人の体温より高いため、食べて体内に入っても吸収されにくいからのようです。
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”羊肉を食べても太らない”というのは大げさですが(もちろん食べ過ぎれば太る)、”太りにくい”というのは間違いないようです。
肉食の自分は、牛肉が一番好きでしたが、北海道のソウルフードであるジンギスカンをもっと食べようという結論に達しました。
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<25/06/2018 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>