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院長ブログ

アリに刺された?咬まれた?アリに注意。 (皮膚科情報)

小学生の時、アリの巣の観察が理科の授業であったような気がします。アリは身近なところにたくさんいます。庭だとか家の周り、公園などに普通に見かけます。
でも家の中に入ってく来ると、何となく不気味で、どこから侵入したのか?家の周りで増殖しているのか?など気になります。
庭でアリの巣の入り口を発見し、そこから大量のアリが出入りしていると、ちょっと怖くなります。
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そんな極めて身近なアリですが、時に刺されたり咬まれたりして皮膚炎の原因となることがあります。
北海道に生息するアリは、ほとんどが刺しません。しかしながらアリはハチの仲間なので、毒針を持つアリも多いのです。実際海外には非常に多くの種類の刺すアリが生息しています。
日本ではオオハリアリが刺すアリとして有名ですが、北海道にはいません。その代り北海道には「エゾアカヤマアリ」という、刺しませんが”蟻酸(ぎさん)という毒をお尻から飛ばすアリ”がいます。これが皮膚に付着すると、かなりの炎症が起こります。

<エゾヤマアカアリ>
また刺されなくても、身近に存在するアリに咬まれることがあります。咬まれると、アリの唾液などが刺激になったりアレルギー反応の原因となったりすることがあります。咬まれたところが虫刺されと同様に腫れることがあります。治療は他の虫刺されと同様に、ステロイド外用や抗アレルギー剤が中心になります。
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さて、先日海外では極めて危険と言われている”強い毒を持つ刺すアリ”「ヒアリ(火蟻)」が日本に上陸したとの報道がありました。中国からの貨物船のコンテナに潜んでいたらしいです。神戸港でヒアリの上陸が確認されています。問題はこの先、日本で定着し生息域が広がるかどうかです。ヒアリに刺されると、その強い毒性でアナフィラキシーショックを起こし、最悪死に至ることがあるようです。庭でのアリの旺盛な増殖力を見ていると恐ろしくなります。駆除作戦を行っているようですが、日本で広がらないよう祈るばかりです。

<ヒアリ>
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<22/06/2017 札幌市 中央区 皮膚科・形成外科 宮の森スキンケア診療室>