札幌市中央区の皮膚科 宮の森スキンケア診療室

Column

院長コラム

パソコンと本を置いた明るいデスク

睡眠不足 と 肌の老化 

お肌の科学ゼミ

お肌の科学ゼミ

睡眠不足による成長ホルモンの低下により肌荒れが進行することを前回述べましたが、睡眠不足により肌の老化を早めてしまう可能性もあるのです。
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脳の松果体から合成・分泌されるホルモンであるメラトニンは、睡眠と密接に関係し概日リズム(体内時計)や光周性(日照時間の変化に対して、生物が示す様々な反応のこと)を調節しています。このメラトニンの分泌は睡眠不足により抑制されます。

メラトニンには強い抗酸化作用があり、老化防止や発がん抑制に効果があることが基礎研究で報告されています。
その恩恵は皮膚においても同様で、メラトニンの分泌量が少ないと肌細胞(角化細胞や線維芽細胞など)は紫外線などによる活性酸素のダメージを受けやすくなり、肌の老化を進めてしまう可能性があります。
またカエルの皮膚において、メラトニンは皮膚の色素に対し退色作用があることが明らかにされています。このことから人においても抗色素細胞作用効果がるのでは、シミの予防になるのでは、と研究がされているようですが今のところ明らかにはされていないようです。
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メラトニンは、日中に光を浴びると分泌が減少し、夜になって暗くなってくると分泌量が増えます。
一方で、夜間に光が当たると分泌が急速に抑制されるようです。すなわち、夜更かしをしたり、明かりを消さずに寝たり、昼夜逆転していたりすると、メラトニンは正常に分泌されないのです。
規則正しく部屋を暗くして睡眠を十分にとることは、健康の維持だけでなくお肌ににも、特にお肌のアンチエイジングにも大切なようです。
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<05/05/2021 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>

この記事の監修者

Introduction

宮の森スキンケア診療室 院長 上林淑人

上林 淑人

宮の森スキンケア診療室 院長

経歴

医学博士

平成2年 札幌医科大学医学部 卒業、皮膚科入局

平成4年 形成外科入局

平成6年 医学博士号取得。

旭川赤十字病院、室蘭市立病院に赴任

平成10年 宮の森スキンケア診療室 開院

専門・所属学会

  • 日本形成外科学会専門医
  • 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本東洋医学会
  • 日本癌学会
  • 日本熱傷学会正会員


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