「ネトゲ廃人」って知ってました? | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

〒064-0825
札幌市中央区北5条西27丁目メディック28 3F

011-640-8180

blog
院長ブログ

「ネトゲ廃人」って知ってました?

カーテンを閉め切って部屋に閉じこもり、ゲームに集中する。視力も低下し慢性の腰痛に悩まされながらもゲームを続ける。多い時は20時間、限界までプレイする。そこに達成感や充実感を感じ、興奮したり感動したり、人生をかけて戦っているような感覚になる。
・・・・・・・・・・
ネトゲ(インターネットゲーム)やソシャゲ(ソーシャルゲーム)にはまる人の中で、「ネトゲ廃人」や「ソシャゲ廃人」と呼ばれる人は、以上のようなことを共通に語るらしいです。
自分は「ネトゲ廃人」を知りませんでした。またネトゲやソシャゲはほとんどやらないので、この感覚は理解できません。ネトゲとソシャゲの意味の違いも良くわかりません。
これら「ネトゲ廃人」と呼ばれる人は、日々の食事や睡眠を犠牲にしてゲームに没頭し生活が破綻したり、ゲームにのめり込むあまり課金して借金を負ったりすることもあるようです。そんな様から「廃人」と呼ばれるのだそうです。しかしながら、究極の技やスキル(ゲーム上の)を獲得し、ゲームの世界では神のような存在で「廃神」と呼ばれ尊敬されることもあるとのことです。
・・・・・・・・・・
これらゲームを進める過程で、例えば戦闘系ゲームの場合、ネットでつながったチーム(ギルドなどと呼ばれている)に入るなどして仲間と共に戦って、さらなるレベルアップを目指します。ここで出来た仲間とツイッターなどのSNSで情報交換します。他のプレーヤーから「すごいね」とか「強いね」などと評価され、さらに上を目指そうともっとのめり込んでいくのです。最終的には多くのメンバーを率いる指揮官になり、仲間を統率するなどして、まるで社長のような立場になっていきます。ゲームとリアルが交錯する事態に陥りますが、ふと現実を見ると、睡眠を惜しんでゲームをするあまり食事もカップラーメンばかり。心身ともに不健康になるのは当然の帰結のようです。
・・・・・・・・・・
ここで問題点は、ふと現実に戻ってもなかなかゲームをやめられないことのようです。
ゲームの世界を通して、自己肯定感を得たり認められる喜びを感じたりして深みにはまり、自己を見失ってしまいます。自分の勝敗やポイント、ランキングなどが可視化されさらにのめり込むのです。またゲームを販売する側の「キャンペーン」「イベント」がタイムセールのように行われ、「逃すまい」とさらに加担します。いつの間にかやめられなくなっていいるのです。
・・・・・・・・・・
2019年5月に、WHO(世界保健機構)は新たな病名として「ゲーム障害」を認定し、精神疾患の一つに位置付けました。
「ネトゲ廃人」がこれにあたるかは、いろいろな診断基準があるはずなので詳しくはわかりません。
今後さらにゲーム人口が増えると予想されているだけに、これから国がこの問題とどう向き合うのか、場合によっては学会や医師会がどう動くのか、新たな課題の出現です。
・・・・・・・・・・
でも「ネトゲ廃人」がリアルな現実世界で、その集中力と忍耐力を発揮し社会に貢献すれば、この世の中もっともっと良くなるだろうな、と思う次第です。
・・・・・・・・・・
<12/11/2019 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>