東山魁夷「唐招提寺御影堂障壁画」  | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

〒064-0825
札幌市中央区北5条西27丁目メディック28 3F

011-640-8180

blog
院長ブログ

東山魁夷「唐招提寺御影堂障壁画」 

東山魁夷氏(1908年~1999年)は、1969年に日本文化勲章を受章した日本画家の巨匠です。
数多くの名作大作を残していますが、なかでも10年の歳月をかけて完成された5室全68面からなる奈良の唐招提寺御影堂障壁画は、東山魁夷氏の記念碑的大作です。多く苦難を乗り越え失明してまでも中国から来日し唐招提寺を開基した鑑真和上に捧げるために描いた障壁画です。
唐招提寺御影堂の修理が行われるのに際し、通常は非公開で年に3日しか公開されることがなかった障壁画が、北海道で初めて道立近代美術館にて公開されることとなりました。
で、早速行って参りました。
・・・・・・・・・・
一言で感想を言うのは難しいですが、一言。
「凄すぎる」
すいません語彙力が足りなくて。
素人が下手に感想を述べてもその素晴らしさは伝わらない、と理解してください。
主に襖(ふすま)に描かれているのですが、襖を通して向こうの壮大な景色を観ているかのうような錯覚にとらわれるほど臨場感にあふれているのです。
天才ゆえにいきなり障壁画を描いているものと思っていましたが、実は緻密にも計算つくされた下絵を描き、さらに実際の絵画に近づいた試作を描き、そして襖に仕上げるのです。ちなみに小下図(実際の1/20)、中下図(実際の1/5)、割出図(実際の1/5)、試作、実物の順に完成させていくのです。
・・・・・・・・・・
なかなか見る機会のない日本画の巨匠の絵画です。
この機会をお見逃しなく。

・・・・・・・・・・
<26/06/2019 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>