鉄路の末路 | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

〒064-0825
札幌市中央区北5条西27丁目メディック28 3F

011-640-8180

blog
院長ブログ

鉄路の末路

北海道のJR路線はほとんどが赤字であることはご存知かと思います。先日JR北海道が、収益が悪すぎて存続が困難となり廃止もあり得る路線を提示しました。
・・・・・・・・・・
小学生の頃、北海道の鉄道路線を学んだ記憶があります。根室本線、千歳線、函館本線、釧網本線、など。テストにも出たような気がします。北海道にとって鉄道は、人や物流の動脈として重要だと教わりました。
札幌に住んでいると、当たり前のように地下鉄、バス、JRを利用し、特に不自由を感じません。北海道新幹線も開業し一見景気が良さそうです。しかし地方に目を向けると鉄路には厳しい現実があるようです。
・・・・・・・・・・
自分は、釧路生まれですが、小学生の後半から中学生時代は富良野に住んでいました。昭和48年から53年のことです。富良野は、道東と札幌(正確には滝川)を結ぶ根室本線と富良野と旭川を結ぶ富良野線の中継地点であり当時は国鉄の要でした。自分はテツ(鉄)ではありませんが、乗り物好きで線路を轟音と共に走り去る「特急おおぞら」を見るのが好きでした。鈍行(どんこう)、急行、特急と列車にも車格があって、「特急おおぞら」はやはり立派で子供ながらに憧れていました。
昭和56年に、道東方面と直接札幌を結ぶ石勝線が開通し、新得から富良野、滝川を結ぶ路線は重要性が薄れてしまいました。それに応じて「特急おおぞら」は富良野を経由しなくなりました。その後、自家用車の普及もあって鉄道の利用者が減少していきます。
結果的に、石勝線に重要性を奪われた根室本線は赤字が膨らむことになります。
・・・・・・・・・・
JR北海道が示した存続困難の路線に、新得ー富良野間、富良野ー滝川間、富良野ー旭川間が含まれていました。えっ?富良野から鉄道が消える?陸の孤島?希望的観測としてはあり得ないと思いますが、絶対にないとも言えません。
北海道のこれからを考えると、札幌一極集中では成り立たないと思います。北海道を活気づけるには、鉄路は必要不可欠なものと言いたいところですが、現実は甘くないようです。12月4日に高倉健さんの映画の舞台にもなった、留萌線、増毛・留萌間が廃止されます。寂しい限りです。
160809_yubari_01-600x460m_e9bb92e38080e3818ae3818ae3819ee38289e38080efbdb7efbe8a8261_r-b740c
・・・・・・・・・・
<02/12/2016 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>