阿修羅像 | 札幌中央区の皮膚科なら宮の森スキンケア診療室

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院長ブログ

阿修羅像

9月15日・16日と大阪で学会があり行って参りました。その間休診とさせて頂き大変ご迷惑をおかけしましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
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以前は学会に出席するだけで専門医の更新が可能だったのですが、数年前に専門医制度が変わり単位制度となり必要な講習を受けなければなりません。今回は合計6単位の講習を受けました。さすがに疲れました。しかしながら敬老の日もあり連休でしたので、せっかくなので大阪での学会の後、奈良へ行ってきました。高校生の修学旅行以来です。
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奈良漬の店や老舗の和菓子屋、工芸品の店などを巡りました。奈良公園を散策し鹿に鹿せんべいをやっていると、ねだる鹿にお尻を咬まれました。非常に痛かったです。涙
奈良と言えば寺院ですが、春日大社、東大寺、唐招提寺、薬師寺、興福寺を見て来ました。
一番印象に残ったのは”興福寺の阿修羅像”でした。
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興福寺は藤原鎌足とその子息である藤原不比等ゆかりの寺院で、西暦669年に山階寺(やましなでら)として建立され、710年に興福寺と名付けられました。1998年には世界遺産に登録されています。そこには国宝館があり、数多くの国宝が展示されています。有名なところでは、「仏頭」「金剛力士像」「千手観音菩薩立像」など、そして何と言っても「阿修羅像」があります。
阿修羅は、もともとインドの神話の中では戦闘に明け暮れる鬼神でしたが、帝釈天(たいしゃくてん)と戦って敗れ、釈迦に諭されて仏教に帰依し、”仏教の守護神”となったと言われています。
興福寺の阿修羅像は純真な少年のような面持ちです。顔が3つ、腕が6本の三面六臂(さんめんろっぴ)の像です。左右の顔は眉を寄せたり唇をかんだり厳しい表情をしています。正面の顔は、眉間に眉を寄せ深い愁いを浮かべて遠くを見つめる表情が印象的で、胸の前で合掌する凛々しさがとても好きになりました。正面で向き合うと、体がふわっと軽くなり、天平時代にタイムスリップするかのようでした。仏像を見てこんなに癒された気持ちになったのは初めてでした。
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すっかり阿修羅像のファンになりました。このために学会に来たのだと思えたのでした。
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<20/09/2016 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>