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院長ブログ

あなどれないすり傷(形成外科、皮膚科情報)。

元気いっぱいの小学生のお子さんは、登校途中転倒したり休み時間にグランドを走り回ったりして顔や膝にすり傷を負うことがよくあります。運動会シーズンに突入しすり傷のお子さんが増えています。傷が浅く保健室で対処可能なものから、深く出血がありさらに砂が入り込んでいるものまでいろいろです。もちろん自転車で転倒したり酒に酔って転倒したりと、大人も無縁ではありません。
しかしながら浅くて大したことはないと思われるすり傷も、処置方法を誤ったり治った後のケアを怠たったりすると、予想外に傷跡が残ってしまうことがあります。
浅いすり傷でも、もちろん深いものであればな尚更ですが、大切なのは、早く傷を治すこと、治った後にできるだけ早く傷を元の状態に近づけること、そして紫外線対策です。
また気を付けなくてはいけないのは、最近の流行りで密封療法というのがあります。大手のメーカーからも「張るだけできれいに治る」とうたわれた創傷被覆材が市販されています。ある意味理にかなっている面はあるのですが、適応を誤ると(深い傷や土や砂に汚染された傷に使うと)感染を起こし傷が深くなりかえって悪化してしまうことがよくあります。実際そういう患者さんをたくさん診てきました。
すり傷はあなどれません。ご注意ください。


http://www.jsprs.or.jp/general/disease/trauma/#title02

日本形成外科学会のホームページに新鮮外傷の簡単な説明がありますので。ご興味のある方はご覧ください。