○ホクロって何?
 ホクロは、正式には「母斑細胞母斑」(ぼはんさいぼうぼはん)という皮膚の腫瘍(しゅよう)の一種です。ですから、年齢ともに少しずつ大きくなり、場合によっては盛り上がってきます。ただ、基本的には良性のものですから、特に心配する必要はありません。
 一般的には黒いものが多いですが、黒くならないものもあります。長い毛がホクロから伸びていたり、平らなものや盛り上がっているものなど様々です。

○放っておいて大丈夫?
 基本的に気にならなければ特に治療の必要はありません。ただ、中には治療したほうがよいものもあります。
 例えば・・・
1) 盛り上がっていて、時々腫れる(洗顔などで引っかかる、服がこすれて腫れる、など)
2) 生まれつきの巨大なホクロ(先天性母斑といって時に悪性化することがあります)。
3) 手や足の裏のホクロ(他の部位のホクロと比較した場合、悪性化する可能性が高いと言われています)
4) 気になって仕方がない場合(いつも気にしているのは精神衛生上よくありません)
5) 悪性が疑われる場合(急に大きくなってきた、形がいびつで色にむらがある、時々血が出る、など)

○どのように治療するのか?

1. 切除
 確実に取る唯一の方法です。再発も基本的にはなく安心です。しかし傷が残ります。残る傷とホクロとどちらが目立つかを考えてみるとよいでしょう。ホクロの存在する場所によっては、残る傷がほとんど目立たなくなることもあります。手術の方法や残る傷に関して、医師としっかり相談して下さい。
2. レーザー治療
 小さいホクロに向いています。しかし、「確実に取る」ということにならないので注意が必要です。悪性が疑われるような場合は薦められません。「レーザーだと傷が残らない」とか、「簡単に取れる」などと誤解している人が意外と多いように思います。充分に医師と相談してください。

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