水仕事が多い女性にとって、手荒れは常に起こりやすく、痛い・痒いなど、日常生活に支障がでることもあります。また水仕事以外でも、例えば美容師さんや調理師さんなど、仕事上手荒れが避けられない人もいます。手荒れが一度起きてしまうと、なかなか治りにくいものです。進行して皮膚炎を起こすと(手湿疹や進行性指掌角皮症と呼ばれます)、治りにくいばかりか、亀裂が入って痛みを伴ったり、指紋が消えるほど指先が腫れ上がることもあります。ここまでくると、外用剤を中心とした治療が必要になりますが、こうなる前に日頃の予防とケアが重要です。
○なぜ起こるのか?
皮膚は本来一定の周期で新しく生まれ変わります。また、古い皮膚は表面からはがれ落ち、皮膚は一定の厚さを保っています。しかしながら、何らかの刺激(乾燥、洗剤
、薬品など)で皮膚の表面が傷ついたり破壊されたりすると、皮膚は一定の厚さを保てなくなり、生まれ変わる周期が乱れてしまいます。この状態が手荒れです。さらにこれらの刺激を繰り返し受けると、皮膚炎(手湿疹)を起こし、激しい場合は水ぶくれを作ったりします。加えて、手荒れの状態の時には、皮膚内の水分や脂分を保てなくなり、どんどん水分や脂分を失ってしまいます。手荒れがさらに手荒れを生むのです(進行性指掌角皮症)。 |
○効果的な予防法は?
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水仕事、洗濯の際はできるだけ手袋を使用しましょう。刺激を避けるのが一番です。高価ですが食器洗浄機を購入するのも一つの方法です。 |
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まめにハンドクリームをぬる。市販のハンドクリームで構いません。特に尿素系のものが良いでしょう。尿素は失われた脂分を補い、硬くなった皮膚を柔らかくしてくれます。特に、皮膚に
たっぷり水分を含んだお風呂上がりが効果的です。「テレビドラマを見てるときはクリームをぬる」など、日常生活のなかに習慣づけると良いでしょう。 |
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水仕事の後はしっかりと乾いたタオルで手に残った水分をふき取る。濡れたままにしておくと、わずかながら残った洗剤や石鹸などが刺激になることがあります。また、指と指の間に、水虫の原因ともなるカンジタ菌や白癬菌など、カビの仲間が繁殖してしまうことがあります(真菌性指間びらん症)。
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